里山活性をまこも栽培でチャレンジする
2019年3月、日本開闢(かいびゃく)の植物である『真菰』を 伝えたいと広島市内で『まこものお茶会』を始めました。まこも茶を飲みながらまこもの効用や歴史や生活でどのように使われてきたか、等をお話させていただき、日本の植物に健康に良いものがまだまだ埋もれていることをお伝えしました。
そんなに、よいのなら広島で作ろう!と有志の農家さんのお申し出で、まずは一反から取り組み、その工程を体験しながら楽しみながら町から山間部に集まりながら作業をしました。 お茶会やまこもに興味のある方々に【参加型プロジェクト】として年会費を頂戴しメンバーになっていただき、一緒にまこもを栽培したり、お茶や枕などを作ったりしました。また、残った端材を使って、まこもの入浴剤も作りました。
まこもプロジェクトの取り組みに多くの方々に興味を持っていただき、広島県の主催でそごう広島での「里山マルシェ」にまこも製品を出品させていただきました。 NHKの取材で夕方のニュースにも取り上げていただきました。 おかげさまでまこも製品は好評で、完売で最終日は売るものが無い状態でした。
健康意識の高い方、神社仏閣などをめぐるのが好きな方、そのような30代から高齢者まで、興味を持って下さる方が多く、プロジェクトメンバーもまこもの可能性に自信を持った次第です。
最近では驚くことに県外からの問い合わせも多くなってきました。しっかりと広島でまこも文化を作り、これを日本全国へ発信、展開していきたいと思っています。
団体概要
団体名 | まこもプロジェクト 主宰 En・Labo(エンラボ) |
事務所所在地 | 広島市西区田方1丁目16-41-701 |
設立 | 2020年4月10日 |
代表者名 | 千手 えり子 |
事業内容 | 真菰の製造・加工・販売、まこもプロジェクトの運営、まこものお茶会の開催 |
田んぼの場所 | 広島市安佐北区鈴張、北広島町豊平、廿日市市津田、安芸高田市吉田、竹原市田万里 |
代表プロフィール
代表 千手えり子
日本文化の神話に残る古き良きものに光をあて蘇らせたいと和食文化講座の講師として活動の傍ら、子育てを終え、社会課題解決の一環として新宿歌舞伎町や新橋SL広場の街頭清掃の世話人を経験する。5年前より広島定住。広島の豪雨災害を機に日本の中山間地域の現状に興味関心を持ち課題が多いことを知る。
広島の休耕田を真菰で蘇らすべく個人でも取り組める参加型社会貢献事業として【まこもプロジェクト】を立ち上げる。
趣味は神社・仏閣巡りと座禅とトイレ掃除。
熱烈カープファン。
受賞歴
2020年 | 広島県主催 ひろしま『ひと・ゆめ未来塾』 優秀賞受賞 |
2021年 | 広島県主催 ひろしま『里山グッドアーワード』 未来の種賞受賞 広島市 『創業チャレンジベンチャー支援事業認定』 |
2024年 | 広島県主催『広島県産応援登録制度認定』神草真菰茶 |
En・Laboについて
まるいエン、ご縁のエン、お金のエン。
大切な人と コト モノ をごエンでつなぐ。
En・Laboは、日本の文化歴史や風土の中で埋もれたコト・モノを甦らせ、サスティナブルな世界(社会)を目指して丸くつないでゆきます。